おすすめ!!

皆さん、おはこんばんちは。シェヘラザードです。

今回は「天野こずえ」著の『AQUA・アクア』『ARIA・アリア』のおすすめ紹介記事です。

「エニックスお家騒動」と呼ばれる大人の事情の為に途中で題名が変わっていますが、『アクア』と『アリア』は同じ漫画になります。アクアが先です

時は2301年。テラフォーミングされて水の惑星となり、アクアと呼ばれるようになった火星が舞台の漫画です。その中でも一番の観光都市「ネオ・ヴェネツィア」を舞台に、観光客専門のゴンドラの漕ぎ手「水先案内人/ウンディーネ」の見習いの少女の生活を描いた物語です。

時間のある時に、お茶でも飲みながらゆっくり読んでもらいたい漫画です。ジャンルは癒し系SF漫画とでも言えばいいでしょうか。

そんな漫画をおすすめ紹介します。では、いきまーす。

『アクア・アリア』の基本データ

作者 天野こずえ

出版社 マッグガーデン

AQUAアクア 全2巻 全10話(本編のみで)

ARIAアリア 全12巻 全60話(本編のみで)

計14巻70話で完結

 

完全版 全7巻(アクア・アリアの14冊分を収録)

『アクア・アリア』のあらすじ(内容)

西暦2301年の火星。そこは150年前にテラフォーミングされ、予想以上の氷の融解によって地表の9割が海に覆われた星になっていた。水の惑星となった火星は人々から「アクア」と呼ばれるようになる。

そのアクアの中でも一番の観光都市「ネオ・ヴェネツィア」は21世紀前半のイタリアのヴェネツィアをベースにして作られた港町だった。観光客で賑わう街には、街のイメージを代表するアイドル的な職業があった。伝統的な観光客専門のゴンドラの漕ぎ手「水先案内人/ウンディーネ」だ。

地球育ちの少女「水無灯里/みずなしあかり」は、そんなウンディーネになる為にアクアを訪れる。そして数あるウンディーネの会社の一つで、最も小規模な会社「アリアカンパニー」に入社することとなる。

一人前のウンディーネになるべく、灯里のネオ・ヴェネツィアでの生活が始まる……

 

基本的に1話完結でストーリーは進んでいき、灯里や仲間達の成長や何気ない日常を描いた漫画である。

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『アクア・アリア』のおすすめ

ネオ・ヴェネツィア

本作の舞台となるのは、観光都市「ネオ・ヴェネツィア」です。現在のイタリアの水の都ヴェネツィアをベースにして作られた街です。テラフォーミングしたアクア(火星)が舞台の未来を描いた作品ですが、アクアでの人々の生活は現在の私たちとあまり変わらない設定です。

つまり、未来で火星ですが現在のヴェネツィアでの生活に近しいものを描いた作品になります。実際に現在ヴェネツィアで行われているお祭りや行事も、ネオ・ヴェネツィアでは受け継がれて行われています。

本当にヴェネツィアを旅行している様な気分を味わえる漫画が『アクア・アリア』です。。

主人公灯里の職業がゴンドラでの観光案内ということもあり、漫画の中でヴェネツィアの観光名所を訪れることができます。また、しっかりガイドもしてくれます。

作者の天野こずえさんは非常に綺麗な絵を描く漫画家さんですので、しっかりとヴェネツィアの世界観を堪能できることと思います。下手な観光ガイドの本を読むより、よっぽどヴェネツィアに興味が持てる内容になっています。

本作を読んだらきっとヴェネツィアに旅行に行ってみたくなるはずです。

恥ずかしいセリフ禁止!?

灯里は一人前のウンディーネを目指し、頑張っていきます。そして会社は違いますが、一緒に練習をする仲間もできます。

本作は基本的に灯里を中心にネオ・ヴェネツィアでの生活を描いた作品ですが、各話毎回と言っていいほど灯里が仲間からツッコミをされます。

それが「恥ずかしいセリフ禁止!」です。

はい。恥ずかしいセリフがいっぱいの漫画が『アクア・アリア』ですw

アリア一巻で、ゴンドラを掃除する話があります。ホースから水をだして虹を作って遊ぶ灯里ですが、その後石鹸油が浮いた水たまりを見て一言いいます。

さっきの虹が水たまりに落ちちゃったみたいだねー

アリア 1巻 55ページより

こんな感じのセリフに対して「恥ずかしいセリフ禁止!」とツッコミを毎回されるのが、お決まりのパターンですw

思ったとしても口に出せないような言葉ばかりが登場します。私は荒んだ性格なので、思いもしないようなことも多くありますがw

そして、そんな恥ずかしいセリフを平気で言えちゃうのが本作の主人公の灯里です。

恥ずかしいセリフなんですが、一つ一つが良いんです。人間誰しもある素直な気持ちを呼び起こしてくれるようなパワーがあります。

人間誰しもいろいろあると思いますが、とりあえず忘れて素直に読んでみてほしいです。

何でもかんでも楽しんでしまう名人

アリアカンパニーの従業員は二人と一匹です。灯里と先輩のアリシアさん、それと火星ねこ(しゃべれないけど人間並みの知能)のアリア社長です。

そしてアリアカンパニーの二人は「何でもかんでも楽しんでしまう名人」なのです。先輩アリシアさんはウンディーネの中でもトップ3に入る実力者ですが、トップになれた理由はそこだとウンディーネ界のレジェンドに言われています。

それを読んでウンディーネ関係なしに生きていくうえで最高の才能かもしれないと思いました。私はそんな二人の生き方が大好きですし、憧れも感じます。

何気ないような事でも、その中から楽しみを見出して大いに楽しんでしまいます。登場キャラは多くいますが、アリアカンパニーの二人で描かれているシーンが特に魅力的な漫画です。

アリア1巻で灯里は最終的には勘違いですが、4時間以上待たされてしまいます。普通4時間なんて待ちませんし、もし待ったとしてもイライラが収まりません。

しかし、灯里は全く退屈することなく待ちぼうけさえ楽しみに変えちゃいます。

忙しい現代人にこそ読んでみて欲しい漫画です。いろんな物事に対する考え方が少し変わってくることと思います。

摩訶不思議なことも起こる

1話完結でストーリーは続いていきます。アクアは公転周期が地球の2倍なので、1年が24か月という設定で四季もしっかりとあります。春なら春、冬なら冬で季節にあったストーリーが楽しめます。そしてその季節ごとの行事などを上手く織り交ぜて、灯里含めネオ・ヴェネツィアの人々の生活を描いているのが本作です。

基本的には現代の私たちとあまり変わらない生活をしている灯里ですが、度々摩訶不思議なことも起こります。

私はその時のなんとも不思議な世界観が大好きです。

少し恐怖感もありつつ、後に残る余韻をもった不思議な体験を灯里はすることになります。

合間合間でいきなりそういう話がポンっとくるので、読んでいく上でのメリハリが出ている様な気がします。是非そういった部分も楽しみにして読んでみてはと思います。

おすすめのまとめ・あとがき

『アクア・アリア』をおすすめするポイントは

・ヴェネツィアを旅行している様な気分になれる

・恥ずかしいセリフがいっぱいだけど、その一つ一つに素直になるパワーを貰える

・「何でもかんでも楽しんでしまう名人」のアリアカンパニーの二人の生き方が魅力的

・時折ある摩訶不思議な話しが良い

以上です。

 

この作品は登場人物の名前がほとんど「あ」から始まるという変わった特徴があります。

灯里、アリシア、アリア、藍華、アリス、暁、アル、・・・とまぁそんなかんじですねw

プチ情報ですwはい・・・

 

そして

 

これから本作を読むのでしたら、完全版が良いと思います。

完全版特典をまとめますと

・カバーイラスト、扉絵新規書き下ろし

・箔押仕様

・連載時のカラーページ再現

・全ページ高解像度スキャニングにて綿密な原画タッチを表現

・上質紙ベースの脱色しにくく保存性に優れた本文用紙使用

・各巻300ページオーバー

と流石完全版というクオリティーになってます。

私が持っているのは通常版ですが、この記事を書くにあたって全巻読み返しているうちに完全版が欲しくなってきました。ってか買いますw

1冊1500円とちょっとお高めなんですが、その価値は十分あるかなと思います。

以上です。ありがとうございました。是非読んでみてはいかがですか?

 

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