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皆さん、おはこんばんちは。シェヘラザードです。

今回は「荒川弘」著の『鋼の錬金術師』のおすすめ紹介記事です。通称『ハガレン』です。

2001年から2010年まで月間少年ガンガンにて連載されていたダークファンタジー漫画になります。作者の荒川さんですが、名前では分かりにくいですが女性の漫画家さんです。

ハガレンはTVアニメ化、また実写映画化もされているので知名度は高い作品ですが、あえてのおすすめ記事を書きました。

科学+魔法の様な錬金術をベースに、2人の兄妹の絆を描いたダークファンタジー漫画です。

それでは、おすすめいきます。

『鋼の錬金術師』の基本データ

作者 荒川弘

ジャンル ダークファンタジー・SF・バトル

出版社 スクエアエニックス

ガンガンコミックス 全27巻

ガンガンコミックスデラックス 完全版 全18巻

全108話 完結

『鋼の錬金術師』のあらすじ

錬金術
物質の形や構成を変化させ、別のものを作る技術。錬成陣(魔法陣の様なもの)に地殻エネルギーを注ぐことによって術が発動する。
基本原則は「等価交換」であり、無から有を作ることはできない。錬金術を使う際には、必ず同等の対価(材料)が必要となる。
錬金術は物質の構成元素を理解・分解・再構築する三つの工程からなり、使いこなすには高度な知識を要する。

田舎町リゼンブールで生まれ育った兄エドワード(エド)と弟アルフォンス(アル)エルリック兄弟は、父親の影響で幼いながらに錬金術の才能を見せていた。

しかし、父親は失踪してしまい最愛の母まで病気で亡くしてしまう。その後兄弟は偶然旅行に来ていた錬金術師イズミに弟子入りし、錬金術の腕を磨く。

エルリック兄弟には錬金術を学びたい真の理由があった。それは、錬金術において禁忌とされている「人体錬成」を行い、母親を生き返らせることだった。

ある晩、遂に人体錬成を行った兄弟は錬金術に失敗してしまう。そして失敗の対価としてエドは左足、アルは体全てを失うこととなる。アルを失いたくないエドは、自分の右腕を対価にして弟の魂だけをその場にあった鎧に定着させることに成功する。

人体錬成に失敗した挙句、左足と右腕そして弟の体まで失ってしまいエドは廃人になってしまう。

そんな中、国家錬金術師のマスタング中佐がリゼンブールを訪れる。錬金術の天才兄弟とされるエルリック兄弟をスカウトする為だった。マスタングはエドの状態とエルリック兄弟宅での惨劇の後を見て、何が起きたのかを理解する。そして兄弟の行いを非難した後、失ったものを取り返したかったら自分を訪ねてこいと言い残し去っていく。

覚悟を決めたエドは国家錬金術師を目指すことにし、失った手足を過酷な手術の上にオートメイル(機械仕掛けの義手義足)化する。しかし、国家錬金術師になるということは軍の狗(軍の命令には絶対であり、戦争に人間兵器として赴くこともある)になることでもあった。

12歳になったエドは辛いリハビリを終えて、国家錬金術師の試験に挑むことになる。難関試験を見事史上最年少で突破したエドは二つ名「」を授かる。その後、心に迷いが生じないようにと帰る場所である自宅を焼き払ってしまう。

鋼の錬金術師」となったエドと弟アルは、大きな力を持つとされる「賢者の石」を求め旅にでる……

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『鋼の錬金術師』のおすすめのポイント

科学を織り交ぜたダークファンタジー

あらすじ始めに説明した錬金術ですが、本作では魔法のように描かれています。しかし実際は高度な知識を要し、学べば誰でもできるものではありません。

魔法の様に見えますが、科学の力を利用しているのが本作の錬金術です。

物語冒頭でエドが人間一人が何の元素がどのくらいの量でできているのかを説明するシーンがあります。人間に限らず動植物を構成しているのはあらゆる元素です。頭では分かっていますが、改めて科学的に言われると複雑なものです。

その元素を元に魂の情報として自分達の血も使って、母親の人体錬成をエルリック兄弟は行います。結果は失敗ですし、錬成でできたものはとても人とは呼べないものです。その上、エルリック兄弟は体を対価として取られてしまいます。科学の力は偉大ですが、完全ではないと教えられます。

現実の科学と全く異なる所も多いようなので、そこには注意ですが・・・

 

エドは手足を失ってしまった為に、オートメイルと呼ばれる義手義足を使用しています。神経と繋ぐことで自在に動かすことのできる機械の手足です。エドの幼馴染ウィンリィがオートメイル技師としてサポートをしています。

これは現実にあったら助かる人は大勢いるだろうと思う科学です。実際研究はされているみたいです。

元々、荒川さんが鋼の錬金術師を書いたきっかけとなったのが義手です。リハビリセンターで警備のアルバイトをしていた時に見て浮かんだそうです。

 

ダークファンタジー漫画に、科学を織り交ぜたものが『鋼の錬金術師』です。

ダークファンタジー漫画ですのでゾクッとするような内容もありますが、ページをめくる手は止まりません。

エルリック兄弟の絆の強さ

本作主人公のエルリック兄弟ですが、本当に良い兄弟に描かれています。

人体錬成を行った結果、二人は体を失います。もうこれだけで心が折れますが、そこから二人は自分の体を取り戻すために頑張っていきます。

中身が空っぽの鎧だけの体になった弟アルでは問題がある為、兄エドは史上最年少で難関の国家錬金術師試験に合格します。大人でも難しいとされている試験を若干12歳で合格する為の努力は、覚悟の凄さが非常に伝わってくる所です。

また後に引けぬ様に、自分達の家まで焼いてしまいます。そこまでの覚悟でエルリック兄弟は自分達の体を取り戻す旅に出ます。

物語が進むにつれて問題は多く彼らに付き纏いますが、それでも諦めずに兄弟にとっての最善を尽くそうとします。お互いのことが大切なのはもちろんですが、周りの人を思う気持ちも彼らは持ち合わせています。

時には喧嘩もしますが、そんな喧嘩の最中でも兄弟愛を感じることができます。

破天荒な兄としっかり者の弟のバランスも素晴らしいものがあります。

読者は絶対に諦めないエルリック兄弟をみて、応援したくなるはずです。そして二人を好きになれると思います。

兄弟の絆の強さに注目の漫画です

等価交換の法則

本作の錬金術の基本となる法則が「等価交換の法則」です。無から有は作れないのです。また、同質のものしか作れません。

この等価交換の法則ですが、言い換えれば「何かを得るためには、同等の対価が必要」ということになります。

言葉を聞くだけでは、心理のように感じます。しかし、非常に難しく感慨深い言葉だと思います。

 

錬金術だけでなく、作中の多くの所で等価交換のことはでてきます。思想や様々なことに当てはめて考えることができる為です。

そして、この漫画の主幹といっていいのが「等価交換の法則」です。

非常に大事な役割をもっており、本作をより良くしているポイントです。

まとめ・あとがき

おすすめのポイントは

・科学を織り交ぜたダークファンタジーである

・主人公エルリック兄弟の絆に注目してほしい

・感慨深い「等価交換の法則」が物語の主幹となっている

以上です。

 

本作ですが、私が高校生の頃に連載が始まった漫画で当時は爆発的な人気だった記憶があります。学校で皆読んでましたしw

当時は月刊誌ということもあり、続きが読みたくとも1か月待ちでした。待ち遠しかったのを覚えています。

蓋を開けてみれば、完結まで9年かかった大作になっていました。一時の人気だけでなく、最後まで人気作だったってことですね。

是非、読んでみてはいかがでしょうか?

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