おすすめ!!

はじめに 死後の世界

死後の世界は存在すると思いますか?そもそも証明ができないため、あるともないともいえません。信じるか信じないかということになってしまうと思います。

私は信じているといいますか、あって欲しいなと希望的な思いがあります。

今回は死後の世界を描いた作品、「高橋ツトム」著の「スカイハイ」という漫画をおすすめする記事です。

スカイハイシリーズ基本データ

作者 高橋ツトム(髙橋ツトム)

スカイハイ 全2巻

スカイハイ・カルマ 全2巻

スカイハイ・新章 全4巻

スカイハイ・IV FOUR 全1巻

出版社 集英社 YJC ヤングジャンプ・コミックス

天間荘の三姉妹 スカイハイ 全4巻 ※別記事で紹介

「天間荘の三姉妹/スカイハイシリーズの別枠的漫画をおすすめ/髙橋ツトム」をご覧下さい。

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スカイハイ あらすじ

死んでしまった人は肉体を離れ精神だけの存在になります。その中でも、不慮の事故や殺されてしまった人の精神は怨みの門という所に行きます。その門の門番イズコ3つの選択肢の中から1つを選択させられます。

1  死を受け入れ、天国に旅立ち再生の準備をする。「生」

2  死を受け入れず、霊となって現世をさまよう。「行」 

3  現世の人間を1人呪い殺し、地獄へ行き再生のない苦しみが永遠に続く。「逝」

門番イズコは死んでしまった人に現世の様子などを見せて、選択をするための手助けをします。手助けといっても、掟によって門番が死んでしまった人に私情をはさむのは禁止されています。ですので選択をするのは、あくまで死んでしまった本人です。出した答えに対してイズコは何も言えません。選択までの猶予は12日間です。

本作には「おいきなさい」という門番イズコの決め台詞があります。選択肢の中から答えをだした人に最後に言う台詞です。上記の選択肢の横の「」の中は「おいきなさい」を漢字にした時に当てはまる字です。

1  「お生きなさい」

2  「お行きなさい」

3  「お逝きなさい」

となります。

話数の単位は、無印と新章では「第〇死」と数えます。カルマとFOURは「#」が用いられています。

スカイハイ おすすめポイント

リアルな描写!?

まず、新章4巻の巻末で作者はこの作品を作ることになったきっかけは怒りだったと述べています。また、ある事件の被害者があまりにも浮かばれなかったため「呪い殺す」という作品にしたのだそうです。確かに全編読んで、作者の世の中にある痛ましい事件の数々への「怒り」を感じ取ることができる気がします。

本作では数多くの痛ましい状況が登場します。世の中のニュースでは、吐き気のするようなニュースが日々ながれています。冒頭で書きましたが、作者が本作を作ったきっかけは「怒り」です。あえてそんな吐き気のするような状況をリアルに描いています。そのリアルさこそ本作品をおすすめするポイントになります。また作者の画力も凄まじいものがありますので、人によっては悲痛すぎてダメだと思う人もいるでしょう。しかし、そこから伝わってくるのは様々なものです。作者の「怒り」を感じ取ってください。そこから様々なことが見えてきます。

人の心がしっかりと描かれている

人を呪い殺すという選択はモラル的な考えでいくと、1番選んではいけない選択肢に感じ取れます。普通に考えて転生するのが1番望ましいはずです。しかしキーポイントとなるのは、怨みの門には誰かに殺されてしまった人が行くということです。

状況や殺された経緯などは様々ですが、少なくとも自分を殺した相手に対してはどう思うでしょうか?もし自分が殺されてしまったとしてどうでしょうか?天国にいって転生するという答えを迷わずだせるでしょうか?私にはわかりません。転生という選択をしたいですが、その時の状況次第だと思います。

作品の登場人物もイズコとともに、自分の選択を導き出そうとします。作品の中には自分を殺した相手ではない人を呪い殺す人もいます。善も悪も人の心がしっかりと描かれていることが、またおすすめのポイントになります。

できるだけ人間の負の部分や影の部分、悪の部分は見たくありません。でも人間ですので、そういった部分がない人はいないと思います。大きい小さい問わずに誰でももっているものです。それをリアルに描くことによってこそ、伝えられるものがあるんではないでしょうか?人間の負の部分としっかり向き合うことで、見える光もまた多いはずです。

人生を考える手がかりになるかもしれない!?

基本的にカルマ以外は、数話づつ(1話の場合もあり)で一つの話が完結します。一つの話につき、一人の死者(同時に死んだ場合は複数人)がイズコととも3つの選択肢を選ぶまでの話でまとめられています。

カルマは2巻で一つの話が完結し、他のものと趣向が異なります。そんなカルマおすすめです。

人が生きるということについていろいろ考えさせられる作品です。宗教的に感じられることもありますが、私がカルマから得たものは非常に大きいです。内容はあえて書きませんが、2冊読み切るといろんな考えが頭の中でループします。人生を考える手がかりになるかもしれません。ですので趣向は違いますが私はカルマをおすすめします。

新章2巻 第五死 猫

私が一番思い入れが強いのが、新章2巻の最初の「第五死 猫」という話です。 タイトルでわかると思いますが猫が登場する話です。

この話の死者が私の生活に近いというのもありますが、涙が止まらなくなる話です。そして家にいる猫をもっと大切にしようと思うのです。内容はこれもあえて書きませんが、私の中ではスカイハイの話のなかで1番の話かもしれません。

まとめ

おすすめポイント

痛ましい状況のリアルさ

人の心の描写

人生を考える手がかりになるかもしれない

新章2巻 第五死 猫

です。

私がこの作品に出会ったのは、高校生の時でした。非常に衝撃的でした。

この作品が私に与えた影響は大きく、この作品に出会えてなかったら今の私はいなかったと思います。良い意味で私の人生を変えてくれたこの作品の作者である高橋ツトム氏に感謝しています。

同じスカイハイシリーズですが、少し内容が違うために別記事にした「天間荘の三姉妹/スカイハイシリーズの別枠的漫画をおすすめ/高橋ツトム」も合わせてご覧ください。

是非、読んでみて下さい。

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