おすすめ!!

皆さん、おはこんばんちは。シェヘラザードです。

今回は「宇仁田ゆみ」著の『うさぎドロップ』のおすすめ紹介記事です。

2005年から2012年までヤング女性向け漫画雑誌フィールヤング(通称フィーヤン)にて連載されていた漫画で、2011年には実写映画化されました。

30歳の独身男性が、6歳の祖父の隠し子の女の子を引き取って育てていく物語です。子育て未経験の30男がいろんなことに奮闘するも、絆を深め本当の家族になっていく様を描いています。

とても心温まる漫画です。

それでは、おすすめいきます。

『うさぎドロップ』の基本データ

作者 宇仁田由美

出版社 祥伝社

フィールコミックス 全9巻+番外編1巻(10巻)

本編全56話 番外編全6話 完結

※公式ガイドブックの9.5巻有

 

新装版 フィールコミックスswing  全10巻

『うさぎドロップ』のあらすじ

30歳の独身男性、河地大吉(通称ダイキチ)は訃報で祖父の家を訪れる。そこで目にしたのは祖父の隠し子で6歳の女の子りんだった。

りんはほとんど誰とも口をきかなかったが、ダイキチの後を付いて回る。ダイキチは祖父の若い時によく似ていたのだ。

ダイキチはリンが望まれない子どもなのは理解できたが、親戚一同がりんをほったらかしにしている事を疑問に思う。ダイキチはまだ6歳のリンに「死」というものを説明できなかったが、リンは自分で考えて一番好きだった竜胆(リンドウ)の花を供えてお別れをする。

葬儀の後にりんの今後について親族一同によって話し合いがなされることになる。しかし話し合いは表向きで、りんを施設に入れる方向で皆が話しをまとめようとしているのがダイキチには分かった。

そのことが気に入らなかったダイキチは「少なくともあんたらよりはちゃんとした大人に育つさ」と親戚に言い放ち、自分でりんを引き取って育てることを決める。

こうして30歳の独身男性と、6歳の女の子の生活が始まった……

 

本作は2部構成になっており1から4巻で幼少期の生活を描き、5から9巻で高校生になったりんとダイキチを描く。

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『うさぎドロップ』のおすすめ

子育てに奮闘する30歳独身男「ダイキチ」

自分から言い出してリンを引き取ったダイキチですが、当然子育て経験などなく分からないことだらけです。

引き取った翌日りんの衣服など生活用品の買い物に行きますが、リンがスカートは一つも選ばずにズボンばかり選んでいることを疑問に思います。そしてりんの「保育園ではスカートはダメ」という言葉を聞いて始めて保育園の存在に気づきます。

保育園の探し方や入園のさせ方なども全くわからずに、妹に相談し緊急一時保育を知りなんとかしのぎます。始めは一緒に電車で会社近くまで行き会社近くの保育園に預けることを考えます。しかし、まだ6歳の子を満員電車に乗せるわけにはいきません。結局リンのことを考えて会社に無理を言って残業のない部署へ移動させてもらうことにします。

リンは6歳ですのですぐに小学校にあがることになります。しかし今度は小学校に行かせる為にはどうしたらいいのだろうと疑問が浮かびます。入学説明会の封書が届き事なきを得ますが、思わず「やった」と言ってしまったダイキチが印象的です。

りんとの生活が始まって生活習慣もタバコを止めるなど自然に改善していくことになります。そしてりん主体の考え方に次第にシフトしていくこととなります。

本当の父親ではないですが、ダイキチはシングルファザーです。片親で子どもを育てることの大変さが伝わってきます。現実問題お金は必要なので当然働かなければなりません。しかし、子どものことを考えると長い時間は働けません。分かっていたつもりでしたが、改めて考えさせられてしまいます。

不器用なダイキチとしっかり者のりん

『うさぎドロップ』は全編を通してダイキチとりんの生活を描いている漫画です。

ダイキチは悪い人ではない(実はかなり良い人)ですがちょっと不器用な所があります。逆にりんは小さい時からとてもしっかり者で、ダイキチの祖父に育てられていたこともあってちょっとババ臭い(悪い意味じゃないです)女の子です。

そんな二人の絶妙なバランスがたまらなく心地よい漫画です。

慣れない子育てに奮闘する毎日ですが、それでも日々の生活は見ていて心温まります。

料理を二人で作ったり、一緒に縄跳びの練習をしたり、へたくそながらも髪をセットしてあげたり……

多くの日常が描かれていますが不器用ながらにもりんのことを常に一番に考えているダイキチは見ていて理想の父親にもみえます。またダイキチはりんの母親が誰なのかも知っています。そしていつでも母親にりんを返す覚悟をもって子育てをしていきます。その心境を考えるとこちらが涙しそうになります。

またりんも、そんなダイキチのことを大事に思い日々の生活を送っていきます。子どもなのでいろいろありますが、それでもしっかりとした性格で逆にダイキチも助けられている部分は多くあります。こちらも理想の子どもかもしれません。

本当の親子ではないですが、いろいろあってもお互いが支え合いながら生きています。

とても良い関係を築いていきます。

後半は高校生になったりんの話し

5巻からは一気に時が進みりんは高校生になっています。

しっかり者のまま素直に育ち、学校帰りには夕食の買い物をして夕食を作りダイキチの帰りを待ちます。家事も全てこなせるし勉強もスポーツもできて、こんな娘いないよってレベルの高校生に育ちますw

しかし、高校生ですので思春期ならではの悩みもあります。ズバリです。

そして恋に悩んだ結果、漠然と「母親」というものを考えるようになっていくことになります。母親の元に戻りたいという気持ちではなく、自分の母親に会ってみたくもなります。

多くを悩んだ結果りんはダイキチと二人で答えをだしていくことになります。

私の予想の斜め上をいった終わり方をしたのも印象的でした。それでもとても良い最終回で本作は終わります。しばらく良い意味で引きずります。

10巻は番外編ですが……

本編は9巻で完結します。巻数的には10巻という形で出版はされていますが、10巻の内容は番外編6話が収められたものになります。

各登場キャラクターの話が5話収録されていて、最後の1話は本編のその後の話しです。

番外編というくくりですが、各話本編と変わりなくとても良いものになっています。

本編でリンの母親は当然重要人物ですが、登場機会はそれほど多くありません。そのりんの母親についても1話分描かれています。いろいろ考えさせられるキャラクターです。

そして本編で気にはなっていたけど触れられなかった部分も描いてあります。

番外編ですのでストーリー上は読まなくても問題ないのですが、9巻まで読めば自然と手が伸びるものだと思います。といいますか、本作を読むなら10巻までで完結の気持ちで読んでほしいなと思います。

おすすめのまとめ・あとがき

おすすめのポイントは

・子育てに奮闘する30歳独身男ダイキチ

・ダイキチとりんの絶妙なバランスが読んでいて心地良い

・物語後半で高校生になったりんにも注目してほしい

・番外編の10巻もしっかり読んでほしい

以上です。

 

私は実写映画は見ていないのですが、ダイキチ役は松山ケンイチさんでりん役は芦田愛菜ちゃんでした。今テレビで芦田愛菜ちゃんを見て、映画は見ていないんですが何故か『うさぎドロップ』を思い出したんです。実はそれが今回この記事を書いたきっかけでもありますw

押し入れから引っ張り出して読みふけってしまいました。

そして漫画帯には「実写映画化!!」と書かれているものもあり、小さい頃の芦田愛菜ちゃんの写真が!!多分それで印象に残っていたわけです。すいません、それだけの話しですwww・・・

映画は見ていないんで映画のおすすめできませんが、漫画はとても良い作品です。

そして

もしこれから読むのでしたら、新装版をおすすめします。

・創作秘話描き下ろし

・未収録予告カットをカラーで掲載

・4巻9巻(第一部二部の完結後)に番外編収録

・電子版のみ連載当時のカラーページを再現

の特典付きです!

以上です。読んでみてはいかがですか?

ありがとうございました。

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